今年で第17回目を数える,計測自動制御学会システム・情報部門主催の「創発システムシンポジウム・創発夏の学校」が9月3日から5日まで開催されました.私は2回目の参加でした. 毎年この時期,このシンポジウムでは「創発」をキーワードとした先生方々によるチュートリアル講演や,学生によるポスター発表などが行われています.この中,一番特色なのは,チュートリアル講演の後,グループに分かれて講師の先生と一緒に議論し,理解を深める分科会セミナーです.このグループディスカッションでは,「創発」に関連して取り組むべき新しい研究テーマを考え,背景・目的・意義・研究方法などをまとめたスライドを作成します.そして,最終日に各グループの発表に基づき,投票(挙手形式)によって,最も優れた研究テーマが表彰されます. 今年はグループ2Bの「@Schoolロボットによる創発システムの提案」が受賞しました.私は留学生のことにもかかわらず,副リーダーを務めさせて頂きました.最初はとても不安で,迷惑をかけないことだけを目標にしましたが,議論の進行につれ,みんなの研究に対する熱意を感じて,自分も頑張らなければならないと思うようになりました.本当にみんなありがとうございました.今後もまた機会がありましたら,一緒に仕事できたらと思っています. グループ2Bメーバー(50音順): 植松 重之 (東京農工大学) 黄 沿江 (東京大学) 蘇 彦聡 (神戸大学) 曾根 彰吾 (北陸先端科学技術大学院大学) 矢野 史朗 (東京大学) ○リーダー 残念ながら,みんなの記念写真を撮りませんでした.次の写真は賞状と副賞の扇子です. 扇子に書かれている文字が読めないのですが,私にとってはこれが初めての受賞ですから,喜びと感謝の気持ちがいっぱいで,大切に保管しています. |
メモ >